【大人気】悪魔的な魅力!?サターンオオカブトの魅力とは!?

【大人気】悪魔的な魅力!?サターンオオカブトの魅力とは!?

こんにちは、HAWAIIAN BEETLEです。
今回は国内外で広く人気な「サターンオオカブト」について紹介します!

サターンオオカブトとは?

サターンオオカブト、もしくはサタンオオカブト (Dynastes satanas) は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科・カブトムシ亜科・真性カブトムシ族に分類される昆虫(カブトムシ)の一種です。
種名は元ヘブライ語の「敵対者または悪魔」の意味であるサタン(satanus)に由来しています。
名前もさることながら、このかっこいい見た目に魅了されるファンが数多く存在しています。

サターンオオカブトの特徴

オスの全長は55 - 115mmほどで、やや大きめの個体です。
オスとメス共に体は黒く、体表面の光沢はネプチューンオオカブトに比べてやや鈍く光っています。

ネプチューンオオカブトに風貌は似ていますが、ネプチューンオオカブトに比べると上翅背面の光沢は鈍く、点刻は小さいですがわかりやすく見えます。

大型のオスになると体長の3分の1ほどの長さの胸角を持っており、その凛々しい姿が人気の秘訣となっています。

前胸背板(胸角下面から前胸前面にかけて)の前縁の毛はブラシ状に密生しています。
ネプチューンオオカブトと同じく符節が短く、中脚・後脚の爪は湾曲が極端に強いです。
メスは全体に丸みを帯び、上翅の点刻はより広い部分を覆う。

ネプチューンオオカブトとの関係

以前本種は同じヘラクレスオオカブト属に属するヘラクレスオオカブトに次いで2番目に大きいカブトムシとされるネプチューンオオカブトの一種とされていましたが、生息域の分断により独立種となりました。

ですが、前肢の形状から依然ネプチューンオオカブトとの近縁関係が指摘されており、これら2種を独立のカバイロオオカブト属(Theogenes属)として扱うこともあり、いろいろな見られ方をするところもまた魅力の一つです。
また、体色なども酷似しているためネプチューンオオカブトの未熟種とする意見もあるようです。

サターンオオカブトの生態

ボリビア・ラパス県(ユンガス山脈)やコチャバンバ県などの標高1000 - 2800mの熱帯雨林に断続的に分布する。成虫の生態はよくわかっていない部分も多くあります。

生息地が奥地ということや現地の治安状況等により、以前は標本でもとても珍しい存在だった上にその生態も謎でしたが、最近ではネプチューンオオカブトと活動時間や生態はほぼ同じということが判明しています。

現在では、専門店では高値ではありますが、見かける機会も増えてきてはいます。
ですが、CITES附属書IIへ掲載されたことで、ワイルド個体の輸入は難しい状態です。

ヘラクレスオオカブト属の中では3番目に大きくなる種でありますが、ヘラクレスオオカブトやネプチューンオオカブトよりも小さく、オスは最大でも体長11cmを越える程度までにしか成長しないので、中級の個体といえるでしょう。

活動時間は深夜3時から明け方までで、灯火にもよく飛来しています。
現地には四季がないために一年を通して見られますが、採集例は8月、12月の雨季に多いので、雨期を中心に活動する個体だと言われています。

皆さんもこの魅力的な「サターンオオカブト」、一度ブリードしてみてくださいね!

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